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経営情報学部 教授
マネジメントサイエンス研究者

向原 強先生向原 強先生

向原 強先生

PROFILE プロフィール
博士(経営学)北海道大学。日本を代表する化学メーカーに勤務し、原価計算業務に携わる。専門はオペレーションズ・リサーチ、意思決定支援システム。現場担当者が自分でシステム開発する方法としてExcelの有効活用を教える。日本情報経営学会理事。
担当科目
マネジメントサイエンスI, マネジメントサイエンスII, 自己発見ゼミナール, コンピュータシステムI, ゼミナールI, ゼミナールII, ゼミナールIII, 卒業論文

先生に質問です!

Q 1.大学の先生になる前はどんなことをしていましたか?具体的にどんな仕事ですか?
A 勤務先で経理や原価計算業務をしていました。原価計算とは、そのものを作るのにかかった費用を計算する業務です。お金の計算と思われがちですが、扱うデータはそれだけではありません。作業時間や材料の量などを多角的かつ合理的に判断し、製造費用に組み入れます。データの持つ意味を合理的に判断するという意味では今の私の専門と関連性の高い業務だったように思います。
Q 2.大学ではどんな専門分野を教えていますか?
A マネジメントサイエンスを教えています。世の中の問題をコンピュータの力で解決する技法というと難しいですが、例えば札幌市のどの地区に何台の救急車両を配置すると合理的か? 配送トラックが複数のコンビニを最短ルートで回るには? そうしたこれまで人間の経験や勘に頼ってきたことが、コンピュータを活用することで、よりよい答を誰でも導けるようになります。将棋のプロがコンピュータに負けたという話を聞いたことがあると思いますが、その一例です。今日のインターネット社会で扱うデータ量は膨大です。この膨大なデータ(ビッグデータ)の前では人間の問題解決能力には限界があります。マネジメントサイエンスの果たすべき役割は大きいと考えています。
Q 3.具体的にどのような知識と技術が身につきますか?
A 利用者の観点からコンピュータを使いこなす技術が身につきます。そのためにプログラムを作成することもありますが、それはプログラマがクライアントのために作るものとは全く違います。一番の違いは表計算ソフトであるExcelを使うということです。たかがExcelと思われがちですが、実は膨大なデータから重要な意味を見いだす道具としては非常に強力な道具です。それにこれなら難しい数学などできなくてもいい(笑)。しかも自分で作れるから業者に発注するコストもかからない、これはとても有効です。単にExcelの使い方を覚えるのではなく、問題解決技法の道具としてExcelを活用できる知識や技術を修得しましょう。
Q 4.その知識と技術は社会でどのように生かすことができますか?
A 仕事の価値は、いかにして付加価値を生み出すことができるかによって決まるものです。私が企業に勤務していた時、Excelを使った原価計算システムを開発することで大幅に業務を効率化することができました。それまで1日かけて計算書を作成していたのが10分程度で済むようになりました。ソフトウェア会社に頼むこともできたわけですが、原価計算業務に関する知識をもつ我々(=現場担当者)が開発することで、大幅に低コストでシステム開発できました。利用者の観点からコンピュータを使いこなすことは重要なのです。
Q 5.卒業生はどんな仕事についていますか?
A コンピュータを道具として使いこなせるようになれば、就職対象となる業界・職種はかなり広がります。ソフトウェアベンダーに就職した卒業生もいますし、一般企業を志向する学生もたくさんいます。警察官になった学生もいますし、大学院を卒業した人の中には統計ソフトを活用した専門職についた人もいます。しいて言えば私のゼミには明るい学生が多く、営業職が多いですかね。いろんな場面でコンピュータを活用して付加価値を生み出す仕事をしてほしいです。
MESSAGE 受験生へのメッセージをお願いします
大学は、単に勉強するところでも、資格を取るところでもありません。言われた通りのことをするだけでしたら何も付加価値を生まず、高い給料をもらえるような仕事ができるようにはなりません。そのような仕事はアルバイトや派遣社員でまかなうことができてしまうからです。常識を疑い、普通の人が気づかないところから重要な意味を見出すことができるようにならなければ、企業の求める人材にはなれません。ぜひ、そうなれるように人間力を磨いてください。北海道情報大学には、それを支援する環境と実績があります。

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