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経営情報学部 教授
元NTT 研究者

内山 俊郎先生内山 俊郎先生

内山 俊郎先生

PROFILE プロフィール
東京工業大学大学院修士課程修了・博士(工学)。NTTデータ(株式会社エヌ・ティ・ティ・データ)入社後、南カリフォルニア大学客員研究員、NICT(情報通信研究機構)研究員、NTT(日本電信電話株式会社)研究所勤務。専門はシステム開発、データ解析。
表彰:WebDB Forum最優秀論文賞。
担当科目
情報専門演習, 情報システムの設計, ゼミナールI, ゼミナールII

先生に質問です!

Q 1.大学の先生になる前はどんなことをしていましたか?具体的にどんな仕事ですか?
A NTTの研究所で、研究員としてデータ解析のアルゴリズム開発やその実用化の仕事をしていました。研究成果は国際会議で発表したり、国内外の論文誌に投稿したりしてきました。研究成果を実用化するために特許を書き、実用化のための開発プロジェクトに参画しました。解析の例としては、インターネット、企業、病院などに蓄積された文書の分類(政治、スポーツ・・・)や閲覧情報に基づくレコメンド(Aを買った人はBも見ています)があります。ビッグデータの解析と呼ばれる中の一部です。
Q 2.大学ではどんな専門分野を教えていますか?
A 講義では、情報システムの設計を教えています。インターネット上で実現されている便利なサービスなど、IT社会の基盤を支えているのが情報システムです。それは目的や傾向を変えながらも、存在の重要性をますます高めています。設計には、深い専門知識と幅広い視野の両方が必要とされ、小手先の知識では対応できなくなっています。ゼミナールでは、そうした学習に加えてデータ解析についても指導します。データ解析は、企業競争力向上のために情報システムに組み込まれるケースが増えています。
Q 3.具体的にどのような知識と技術が身につきますか?
A 情報システムの設計には、さまざまな技術、全体を俯瞰(ふかん)するプロジェクトマネジメントの考え方が求められます。一人がすべてを同時に深く知ることはできませんが、一つの専門(例えばプログラミング)を知るだけでは不十分になってきています。このことを踏まえ、私の講義では、設計の上流工程(プロジェクトの目的・目標設定、要件定義など)から、下流工程(プログラミングを行って実際にWebシステムを動かす演習)まで、なるべく多くの知識・技術につながる「基礎」を修得できるように工夫しています。
Q 4.その知識と技術は社会でどのように生かすことができますか?
A 情報システムに詳しい人材は、それを開発する企業(開発ベンダー)だけではなく、活用してビジネスを行う企業にも求められています。ただ、情報システムの開発では現状の仕組みをそのままシステム化するような開発はやり尽くされ、より真剣に「何を作るべきか」を見極める分析力、および提案力が必要になっています。そこでは実現性(それが実際にソフトウェアシステムとして構築可能か?)も踏まえなければなりません。データ解析を教えることも、このような高度な要求に応える人材の育成につながると考えます。
Q 5.卒業生はどんな仕事についていますか?
A 情報システムを開発する企業、利用する企業に就職しています。それぞれの企業でIT社会の基盤をより優れたものにすることに貢献してほしいと思っています。また、データ解析力を生かす職業もあります。ビッグデータを持ち出すまでもなく、データの解析は全ての企業において日常的に行われています。これまでは統計解析ソフトを買ってきて動かせばよいと思われていましたが、統計学やデータ解析の基礎知識がないと適用を誤ることが問題となり、データサイエンティストという能力が重要視されるようになっています。
MESSAGE 受験生へのメッセージをお願いします
私は、理論の説明と具体例にふれる演習、つまり「理論と実践」の両輪をバランスよく用いて、わかりやすく教えたいと考えています。そのためには、それほど複雑でなく、しかし理論のありがたさを感じることができる、「よい例題」が重要です。皆さんが、「なるほど、わかった」「そうか、面白い」と言ってくれるのを楽しみにして、「よい例題」作りを心がけています。皆さんに社会で役立つ力をつけてほしいです。ぜひチャレンジしてみてください。

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