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経営情報学部 准教授
ミステリー文学と文章表現のスペシャリスト

諸岡 卓真先生諸岡 卓真先生

諸岡 卓真先生

PROFILE プロフィール
博士(文学)北海道大学。専門は日本近現代文学(特にミステリ・推理小説)。単著に「現代本格ミステリの研究」。共著に「日本探偵小説を読む」「本格ミステリ・ディケイド300」「日本サブカルチャーを読む」など。第10回創元推理評論賞佳作(2003年)。本格ミステリ作家クラブ会員。日本近代文学会所属。
担当科目
日本語表現I, 日本語表現II, ビギナーズセミナーI, ビギナーズセミナーII

先生に質問です!

Q 1.大学の先生になる前はどんなことをしていましたか?具体的にどんな仕事ですか?
A 北大で専門研究員として日本のミステリー文学の研究をしながら、大学や予備校の非常勤講師として、文学や国語、小論文の講義を受け持っていました。それと同時に、執筆の仕事もしていました。執筆は、具体的には出版社からの依頼を受けてミステリー小説の評論や文庫解説を書くなどで、これらは現在も継続しています。これまでに、乾くるみさんや柄刀一さん、深水黎一郎さんなどの小説の解説を書かせていただきました。
Q 2.大学ではどんな専門分野を教えていますか?
A 日本語表現とビギナーズセミナーという1年生向けの授業を担当しています。日本語表現では、資料の集め方・見方から始めて、文章構成、レポートの書き方まで教えます。ビギナーズセミナーは、最初は大学生活に関するガイダンスですが、最終的にはみんなの前で自分の考えやアイディアをしっかりと発表できるくらいまで、段階的に社会人基礎力を養います。
Q 3.具体的にどのような知識と技術が身につきますか?
A 小論文の書き方はもちろんですが、文章を読む力もしっかり身につけてほしいと考えています。例えば「つまり」と書かれていたらその後ろには大抵重要な表現が来ます。文章の最初の方に問題提起があったら、どこかに必ずその問題への回答があります。文章というのはそうした構成になっています。逆説的ですが、読み方がわかれば書き方もわかるわけです。
Q 4.その知識と技術は社会でどのように生かすことができますか?
A 一つは資料の探し方、読み方、整理の仕方が役立つと思います。資料を探すというと、多くの学生はネット検索だけになりがちですが、それだけではみんな同じ資料しか手に入りませんから、全然差が出ません。当然、個性や視点というものも磨かれません。そうではなくて、本や論文、雑誌、新聞など、複数の媒体があり、それぞれに特徴があって、どういうときはどれを使ったらいいかということを意識して、情報を使いこなす必要があります。
もう一つ、文章技術は必ず役立ちます。どんな職業に就いても報告書を書いたりプレゼンテーションをしたりする場面があります。そういった場面で、わかる人にはわかる、ではいけない。どういう人が読むのか意識して書くにはトレーニングが必要です。私の授業がその場になるはずです。
MESSAGE 受験生へのメッセージをお願いします
私自身の経験で言いますと、ミステリー小説が好きでたくさん読んで研究してきたことが結局今の仕事につながっています。しかし、読み始めたときに、それが何の役に立つか全然考えていませんでした。何がこの先役に立つかは、それを始めたときには判断できないことがあります。ですから、学生にも、とにかく何事かに熱中してほしいと思っています。そこから新たに見えてくるものもあると思います。ミステリー小説が好きな人、サブカルチャーが好きな人にぜひ来ていただいて、とことん語り合いたいですね。今、私はJゼミという学生の自主的勉強会を受け持っていて、そこでミステリー小説の読書会を開いています。皆で同じ本を読んで感想を言い合う場なのですが、そこでは自由に意見を言い合い、何らかのアイデアを見つけていく学生もいます。ぜひ多くの学生とそうした交流をしたいと願っています。

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