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情報メディア学部 教授
哲学と芸術のスペシャリスト

三浦 洋先生三浦 洋先生

三浦 洋先生

PROFILE プロフィール
博士(文学)北海道大学。専門は哲学、倫理学、芸術学。日本哲学会、日本西洋古典学会、美学会、日本キャリアデザイン学会、北海道哲学会、北海道芸術学会、北海道大学哲学会所属。
担当科目
哲学, 芸術論, メディアと文化, キャリアデザインIII

先生に質問です!

Q 1.大学の先生になる前はどんなことをしていましたか?具体的にどんな仕事ですか?
A 北海道大学で学術振興会研究員として研究に取り組んでいました。テーマは古代ギリシャ哲学。かなり歴史をさかのぼった哲学の原点みたいな部分を、多面的に研究していました。それと並行して芸術学の勉強もしていました。
Q 2.大学ではどんな専門分野を教えていますか?
A 哲学と芸術論が中心です。これは私の2大研究分野ですが、実はそれらは近い関係にあります。人間と世界について、その根源を考える哲学と、人間が惹かれてやまない魅力を持った芸術は深いところで繋がっています。その2つの大木は「人間の本質」という同じ根っこから生えているようなものなのです。
学生には、それぞれを学ぶ醍醐味を感じてほしいと思っています。哲学は、物事を論理的に徹底的に考え抜く面白さを知っていただきたい。芸術論は、それが人間にとっていかに価値のある存在か、どういう歴史をたどって発達してきたかということについて、演劇、オペラ、バレエ、映画を題材に学術的な話をします。こちらにも知的な興味を持っていただきたい。
Q 3.具体的にどのような知識と技術が身につきますか?
A 学んだことが、社会に出て直接的に役立つわけではないですが、哲学で学んだ人間の見方とか、社会の見方というのは、何か問題に突き当たって打開策を考える時など発想の転換に有効です。芸術も同じです。
Q 4.その知識と技術は社会でどのように生かすことができますか?
A 年齢を重ねる中で、あの時に勉強したことはこういうことを意味していたのかとわかる日が必ず来るはずです。出世して、人の上に立つ立場になった時など、人の心の動きを読むとか、豊かな表現力とかがなければ尊敬は得られません。すぐには使えないけれど、長く使える、実はとても役に立つ勉強なのです。大げさな言い方をすると、その人の一生にわたって力を発揮します。
Q 5.卒業生はどんな仕事についていますか?
A 学生の就職先はとても幅広いですから、私がかかわった学生もいろんな分野で活躍していると信じています。そういえば先日、卒業生がしばらくぶりに訪ねてきたことがあって、「私の授業で何を覚えている?」と聞いたら、芸術論で見せた映画でした。前衛的で難解で、印象的だけど、わかりやすくない(笑)映画を私は教材のひとつにしているのです。たとえばポーランドの映画監督アンジェイ・ワイダの作品や、ロシアの映画監督アンドレイ・タルコフスキーの作品、イタリアの映画監督ルキノ・ヴィスコンティの作品などです。見知らぬ世界に遭遇するという意味で、学生たちは刺激を受けてくれているようです。
MESSAGE 受験生へのメッセージをお願いします
大学の良さのひとつに教養教育があります。コンピュータなど専門の勉強以外に、哲学や芸術論、あるいは語学、数学、歴史などの勉強が必要です。これは人生でもっとも多感な時期にいろんなことにふれることが重要だからです。
そうして学んだことは後々自分にプレゼントとして返ってくると思っています。これは私の経験からも言えることです。勉強を将来自分へのプレゼントと思えば、苦手な教科も楽しく取り組めるはず。これも私の実感です。

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