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情報メディア学部 教授
近代史・女性史のスペシャリスト

平子 玲子先生平子 玲子先生

平子 玲子先生

PROFILE プロフィール
博士(文学)早稲田大学。専門分野は日本近代史・女性史。著書に「国粋主義者の国際認識と国家構想」、「北の命を抱きしめて」、「東アジアの国民国家形成とジェンダー」など。女性労働問題研究会、北海道ジェンダー研究会、ジェンダー史学会、総合女性史学会、日本移民学会、日本史研究会、歴史学研究会に所属。
担当科目
ビギナーズセミナーI, ビギナーズセミナーII, 歴史学I, 歴史学II, 情報の世界

先生に質問です!

Q 1.大学の先生になる前はどんなことをしていましたか?具体的にどんな仕事ですか?
A 大学院で研究を続けていました。同時に非常勤講師をいくつかやっていましたが、本格的に教鞭をとるようになったのは本学からです。
Q 2.大学ではどんな専門分野を教えていますか?
A 一つは歴史学です。日本に黒船がやって来て開国し、第二次世界大戦に負けるあたりまでです。欧米列強の圧力により近代化が進む中での光と影といいますか、富国強兵や脱亜入欧を旗印に日本は文明開化をしていくわけですけれど、その成功の影にはひずみがあって、例えば台湾や朝鮮の植民地化や満州国の建国など、アジアへの侵略という形でそれは現れています。そういう歴史が持つ表と裏を話します。
もう一つは女性史です。長い間、選挙権が与えられないなど、男性と女性はさまざまな場面で差がありました。やっと男女平等を明記した日本国憲法ができたのは1946年。ですが、実はそれでもフランスより早かった、など世界を見渡しても男女差の問題はいろいろあります。今も賃金格差のデータを見れば女性は男性の60%か70%、世界の男女平等ランキングでは日本は104位。これからの社会を作っていく若者たちにはぜひ知っておいてほしい内容です。
Q 3.具体的にどのような知識と技術が身につきますか?
A 海外の人たちによく、日本の若者は歴史を知らない、社会に関心が無いといわれます。国際化時代を迎え、外国の人たちと会話をするときに、自国の歴史を聞かれて答えられないというのはちょっと恥ずかしいと思っています。
Q 4.その知識と技術は社会でどのように生かすことができますか?
A 歴史はさまざまな要素が複雑に絡み合って動いています。「こうだから、こうなった」と単純ではなく、結果が正解だったと言えないことも多くあります。沖縄にある米軍基地の問題も歴史的経緯を知らずに語れません。悪化している中国・韓国との関係も過去の歴史にさかのぼって考える必要があります。社会は、そういう複雑さで出来上がっていることを理解すると、現在起きている問題の考え方が変わってくると思います。
Q 5.卒業生はどんな仕事についていますか?
A ゼミを受け持っていないので、私の授業を受けた学生がどのような仕事に就いているか、正直なところわかりませんが、教養としての歴史の知識や、前述した歴史的な見方・考え方は何にでも通用するものですから、あらゆる仕事のあらゆる場面で、広く役立てられていると信じています。
MESSAGE 受験生へのメッセージをお願いします
授業を受け課題をこなすだけではなく、サークル活動で人間関係を作ったり、アルバイトで社会性を身につけたり、いろんなことに挑戦してください。家と教室の往復だけでは面白くないですし、教室の仲間との付き合いだけでは世界は広がりません。余白の部分といいまか、そういうものがあれば、もっと楽しくなります。
勉強し、遊び、楽しみ、豊かな体験をしてください。この大学にはそうした土壌があります。そうした日々がかけがえのない財産となり、そのときの友人は生涯の宝になることでしょう。そういうことも大学に行く一つのメリットと思います。

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