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明神 知

経営情報学部 先端経営学科 教員

明神 知 先生 Satoru MYOJIN

所属
経営情報学部 先端経営学科
職名
教授

2017/10/26 更新

研究室
304
担当する授業
情報システム学概論ⅠⅡ、ERPシステム、ソフトウェア工学、自己発見ゼミナール、プロジェクトゼミナールⅠⅡ、ゼミナールⅠⅡⅢ 卒業論文
ゼミの概要
「サービスデザイン思考によるデジタルビジネスの創造」: コンピュータが私たちのあらゆる生活に入り込んだ新しい社会の次世代のビジネスの創り方を教えています。その手法はデザイナーの手法を取り入れた「サービスデザイン思考」。 3年生では、「サービスデザイン思考」を自分の好きなテーマで実践しながら修得します。夏休みには函館やタイの大学との合同ワークショップにも参加します。 4年生では就職先の企業や組織の経営課題を解決する新しいビジネスやサービスをデザインして卒業論文にしていきます。ここで生み出したビジネスモデルは積極的にアイデアソン、ハッカソンなどコンテストに応募し、国内あるいはエストニアでの起業にも挑戦します。 4年生のテーマ例としては、「次世代ビジネスホテル」「次世代バイト紹介ビジネスモデル」「地方都市のデジタルビジネスによる活性化」「次世代ファッションビジネス」など  情報サービス業界は大変革期です。そこで求められるのはお客さんと一緒に新たなビジネスを創り出していくイノベーションを担う人材です。  このゼミでは、人生百年時代に必要なイノベーション人材の三つの素養、 ・こだわりの人で夢中になることを持っている人(自分を知っている) ・好奇心旺盛で他の領域にも関心を持ち他の人から良いところを引き出せる人(人的ネットワーク) ・新たな領域へのオープンな態度(失敗から学ぶ姿勢) を求めますが、今はなくても最終的には夢中になる何かを見つけて未来を創る人になって欲しいと思います。
研究分野
エンタープライズ・アーキテクチャ(EA)、システムダイナミクス、ビジネスイノベーション、情報セキュリティ・アーキテクチャ、サービスデザイン思考、ソフトウェア工学、教育工学
専門及び
研究内容
「計測と制御」を一貫して進めるために関係者の合意形成に「モデル」の構築を行ってきました。デジタルビジネスは、関連する全体(システム)を考えて新しいビジネスを考えることです。そのシステムは「ある目的のために関連する要素を適切に結び付けた複合体のこと」ですから、エコシステムとしてのビジネスモデルを追及したいと思っています。
【研究内容】
・デジタルビジネス開発メソドロジー
 ITコーディネータのプロセスガイドライン、サービスデザイン思考、ビジネスモデルキャンバスのシステム・ダイナミクス収益シミュレーション、ビジネスケーパビリティモデル、エンタープライズ・アーキテクチャ(EA)、IT投資マネジメント、マイクロサービス、ブロックチェーン、スマートコントラクト、アジャイル開発
・セキュアな情報連携基盤
 日本・エストニア/EUデジタルソサエティ推進協議会の研究会員として、 X-ROADを活用した情報連携基盤のデジタルビジネスへの応用研究
・ヘルスケア・サービスインキュベーションプラットフォーム
 食の臨床試験の発展形としての運動、メンタルな療法を含むヘルスケアサービスを部品とした、個人別のウェルネス増進プログラムの研究
略歴
1978年3月 大阪大学 基礎工学部 制御工学科卒業
1980年3月 大阪大学大学院 基礎工学研究科(物理系制御工学分野)修士課程修了
1980年4月 石川島播磨重工業 航空宇宙事業本部宇宙開発事業部入社
 TT-500A実験ロケット及びスペースシャトル(FMPT)搭載制御電子機器、実験制御プログラムの開発に従事
1987年9月 オージー情報システム総研 研究開発部・教育事業部・南港研究所AIセンター入社
1992年4月 オージス総研に統合移行、以後CASE、ERP(SAP、Oracle、People)、DWHやBI、UMLツールのビジネスを推進
1998年1月 三和総研 経営戦略部企業システム室出向
1998年4月 大阪大学工学部「ソフトウェア工学」非常勤講師(2003年まで)
2001年4月 イー・エム・コンセプト・アジア(eマーケットプレイス・コンサル)出向
2001年10月 オージス総研帰社
 ソフトウェア工学センター、ビジネスプロセスモデリング部長、EA推進部長、ビジネスイノベーションセンター長、 エグゼクティブフェロー、コンサルティング統括を歴任

 この間ITコーディネータ協会インストラクタ「中小企業経営のケース研修」、県立広島大学大学院EA講師(2006年)、2008年6月 MIT Sloan Executive Education 「Business Dynamics」受講、ISO/TC68/SC2-7(金融情報国際標準)国内検討委員(2009年から2015年)、住宅金融支援機構「CIO補佐官業務」統括コンサル(2009年から2014年)、東京大学公共政策大学院EA演習講師(2014年)、情報サービス産業協会(JISA)白書部会長(2014年から)、東京大学大学院 情報理工研究科「情報法学・マネジメント論と侵入防止技術の超セキュア情報システム」研究会メンバー(2014年から)

2015年9月 北海道情報大学 経営情報学部 着任
2016年4月 就職部長
2017年4月 先端経営学科長
学位
工学修士(大阪大学)
主な研究業績
著書:
・水越敏行監修;学校教育における情報化、第一法規、1990年、分担執筆
・明神ほか;Oracle Designer/2000によるデータコンピタンス、1996年
・共著;eラーニング白書2002/2003、7章「教育効果」担当
・加藤、明神ほか;かんたん!エンタープライズ・アーキテクチャ、翔泳社、2004年
・加藤、明神ほか;仕事の流れで理解する 実践!SOAモデリング 、翔泳社、2007年
・宗平、明神ほか;百年アーキテクチャ 接続可能な情報システムの条件、2010年
・JISA、情報サービス産業白書2015,2016,2017年版、白書部会長として編集・査読、2014年~

論文:
・明神、笠井、辻;眼球運動機構の非干渉化制御方式、計測自動制御学会論文集、Vol.17, No.2, pp. 294-299 、1981年
・Masahiro Inui, Satoru Myojin,Katsuya Oba, “Simulation Based ICAI with
Multimedia”, in Proc. of ED-MEDIA’93, pp262-269 、1993年
・明神;内部統制とSOAの経営戦略における位置づけ、システム・ダイナミックス学会日本支部学会誌第6号 、2007年
・明神;SI事業におけるモデリングとシミュレーション(SDとUMLによるアナリシスとシンセシス)、システム・ダイナミックス学会日本支部学会誌第5号 、2006年
・明神;内部統制とSOAの経営戦略における位置づけ、システ・ダイナミックス No.6 2007年
・明神;モデルベースIT投資マネジメントによる百年アーキテクチャ構築 ~システム・ダイナミックスによるIT投資マネジメント構造分析~、システム・ダイナミックス No.9 2010年9月
・Satoru Myojin,Yoshiko Kirihigashi;Asia-Pacific System Dynamics Conference, Activation of areas along railroad tracks (establishment of a safe and secure life support network) 2014年2月
・銭谷、明神ほか、リスクマネジメントとしての情報セキュリティマネジメントの課題、日本セキュリティ・マネジメント学会第29 回全国大会、2015年6月
・銭谷、明神ほか、EAによるコミュニケーション支援と情報セキュリティマネジメントの強化、経営情報学会秋季全国研究発表大会2015年11月
・銭谷、明神ほか;日本情報経営学会第73回全国大会、インシデントグラフによる定性的リスク評価、2016年9月
・銭谷、明神ほか;経営情報学会2016秋季大会、境界応答法による組織横断リスク評価、2016年9月
・銭谷、明神ほか;ProMAC2016、Security Hazard Map by Qualitative Sensitivity Analysis、Int. Conf. on Project Management, pp. 970–977, Nov., 2016.

その他:
・井谷、明神ほか;ハイパーメディア知的CAIシステム「FILE」、第14回CAI学会研究発表大会論文集、1989年
・明神、井谷他;ハイパーメディアとPrologによる知的CAIシステム、情報処理学会 教育におけるコンピュータ利用の新しい方法シンポジウム、pp.19-28 、1989年12月
・下畑、宮崎、明神ほか;英会話用知的CAIのための教材記述形式、報処理学会第44回全国大会、1992年
・田川、山本、平山、明神;音声入力機能を備えた英会話用知的CAIシステム、情報処理学会第44回全国大会(1992年前期)、1992年3月
・企業ユーザの立場からのe-Learning 標準化の課題、教育システム情報学会第26 回全国大会パネル討論、2001年
・明神;UMLモデリングによる実践的エンタープライズ・アーキテクチャ~ビジネスの情報システム化を全体最適に導く経営管理手法~、公益財団法人九州先端科学技術研究所(ISIT)講演、2004年
・モデルベースIT投資マネジメントによる百年アーキテクチャ構築 ~システムダイナミックスによるIT投資マネジメント構造分析~システムダイナミックス学会日本支部  2010年
・政治社会学会創立記念研究大会 第4回政治社会学会パネル発表「電鉄沿線の活性化(安心・安全のライフサポートネットワークの構築)に向けて」 2010年
・「この国に必要な複合システム(System of Systems)の システム科学アプローチ」  ~事例を中心にしたシステム・ダイナミクスの解説~(社)日本経営工学会 関西支部 平成23年度第1回事例研究会講演  2011年
・政治社会学会創立記念研究大会 第4回政治社会学会パネル発表「電鉄沿線の活性化(安心・安全のライフサポートネットワークの構築)に向けて」 2010年
・オージス総研主催「サービスデザインワークショップ」、「System Thinking:問題の構造をループで語る」、2013年
・切東、明神;政治社会学会(ASPOS) 第4回総会及び研究大会、「電鉄沿線の活性化(安心、安全のライフサポートネットワークの構築に向けて)」、2013年
・情報サービス産業協会(JISA)、合同部会講演会「顧客共創のビジネスプラットフォーム」、2015年
・JISA白書部会白書講演会「変化する時代の顧客との市場共創に向けて」、2015年
・21世紀の超スマート化社会に関するフォーラム(北大ラウンドテーブル)、2016 年
・フードサミット2016イン北海道、講演「ヘルスケアサービスインキュベーションプラットフォーム構想」、2016年
・経団連 電子政府勉強会講演「英国のデジタルガバメントを中心に」2017年2月
所属学会及び
各種委員
システムダイナミックス学会日本支部(理事2005年から2010年、研究担当理事2017年から)、情報サービス産業協会(JISA)白書委員会副委員長(2016年から)

どんな専門分野を教えていますか?

あらゆるところに使われるソフトウェア、その開発はどのように行うのか?どんな注意が必要なのか?具体的な事例を通して学んでもらいます。
その中でも、コンピュータが私たちのあらゆる生活に入り込んだ新しい社会の次世代のビジネスの創り方を教えています。
学生が発想したビジネスモデルを活かした起業にも挑戦してもらいます。

大学の先生になる前は何をしていましたか?

中学ではアマチュア無線に夢中でしたが、サッカー部にも入り高校まで続けました。大学時代は制御工学と山岳部でした。山岳部での最大の思い出は厳冬期の剣岳北方稜線で地獄のような吹雪を体験しました。研究室は人工知能やロボットの研究で「鉄腕アトム」の時代でした。人間の眼球運動制御機構の研究以来、対象は変わったものの「計測と制御」を続けてます。IHI宇宙開発事業部では毛利さんがスペースシャトルで実験した材料実験制御電子機器の電子回路設計とテストプログラム開発、実験装置の温度制御アルゴリズムの開発を行いました。その時に毛利さんたちの宇宙飛行士選抜試験に応募して32人まで残ったんですよ。その後オージス総研に移り、最初に関わったのが「人工知能の教育システムへの応用」で、HyperCard+Prologによる教育エキスパートシステムでした。以後、ずっと新技術への挑戦でした。一貫してモデルによる見える化でデザインしていく「モデルベース制御」「モデルベース開発」「モデルベース経営」をやってきました。セントルイスのワシントン大学との「公文マシンプロジェクト」では文字認識、視覚言語、ペンコンピュータといったアランケイの「ダイナブック」を彷彿とさせる先進的な研究開発でした。IBMのリポジトリ(開発情報を格納する入れ物)をベースにしたCASE(コンピュータによるソフト開発)のプロジェクトも推進しました。ドイツのリポジトリ製品の販売も手掛けてスイス、ドイツ、イギリスのユーザー訪問をして、マルタ島で営業会議を行いました。モノづくりの青写真であるエンタープライズ・アーキテクチャ(EA)やシステムダイナミクス、サービスデザインもすべて「計測と制御」の世界だと思って取り組みました。最後に在職したビジネスイノベーションセンターでは、お客様の中に入り込んでITの前に感動し共感する新しい顧客経験を創りだす「サービスデザイン思考」にも取り組みアジャイル開発につないでいく方法論の整備にかかわっていました。

高校生へのメッセージ

若いときは何事にも自信がありません。でも何かひとつでも自分が好きなことに打ち込んでみてください。好きなことだから少々の苦労は我慢できるでしょう。何度も何度も繰り返して練習して、挑戦して、最初は失敗するけど、そこから学んで段々とやれなかったことがやれるようになり成長が見えてきます。そうなれば自信も出てきます。自信が出来れば周りの人たちにも影響が出てきます。その分野の情報が集まるようになります。そうなれば益々成長ができるようになります。「なぜ山に登るのか」、そこに山があるからでなくて、山に登ることによって自信を持つことができたのではないかと自分の経験から言えます。皆さんも何か好きなことに、とことん打ち込んでみてください。

担当する授業

  • 情報システム学概論ⅠⅡ、ERPシステム、ソフトウェア工学、自己発見ゼミナール、プロジェクトゼミナールⅠⅡ、ゼミナールⅠⅡⅢ 卒業論文

趣味

大学時代は山岳部で1年の半分は山でした。大学院時代にはヨーロッパアルプスに遠征してモンブランやモンテローザを登りました。その時に雪で断念したマッターホルンを2011年に登頂しました。今でもGWには北アルプスに出かけています。2014年に白馬岳の主稜、2015年は遠見尾根から五竜岳に登りました。2016年には層雲峡「錦糸の滝」アイスクライミングにも挑戦しました。手稲、富良野、ニセコにもでかけてスキーも楽しんでいます。山岳会の理事として現役部員獲得支援担当です。体育館の壁にクライミングウォールをOBの寄付で設置してから部員が増加して危機を乗り越えました。お隣の大学は活発のようなので皆さんも美容と健康のためのクライミングやってみませんか?山だけでなく海、空のダイビングも好きでマラソンは体力維持のために走っています。2017年夏休みのハワイ島水深20mでマンタやウミガメと漂いました。最近は還暦仲間でバンドを結成してジャズドラムにも挑戦しておりますが、ドラムを叩く機会が少ないのでROLANDのシンセでドラムしながら多様な音色を組み合わせて楽しんでいます。つい最近は滝川でグライダーに乗ってきました。毎年新しいことに挑戦することにしています。

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