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明神 知

経営情報学部 先端経営学科 教員

明神 知 先生 Satoru MYOJIN

所属
経営情報学部 先端経営学科
職名
教授

2016/05/26 更新

研究室
304
担当する授業
情報システム学概論ⅠⅡ、ERPシステム、ソフトウェア工学、プロジェクトゼミナールⅠⅡ、ゼミナールⅠⅡⅢ 卒業論文
ゼミの概要
「サービスデザイン思考によるデジタルビジネスの創造」 自分のこだわりを前面に出してテーマを設定してもらいます。音楽でもゲームでも会社経営でも良いのです。なければ他のメンバーが提案したテーマのなかから最も共鳴するものに参加します。地域課題に取り組んでもらう場合もありますが、いずれにしても共感して卒業後もこだわっていけるようなテーマ選定を推奨します。そのテーマに沿って問題を解決するデジタルビジネスを「サービスデザイン思考」によって創造してもらいます。 情報サービス業界は大変革期です。そこで求められるのはお客さんと一緒に新たなビジネスを創り出していくイノベーションを担う人材です。 このゼミでは、イノベーション人材の二つの素養、 ・こだわりの人で夢中になることを持っている人 ・好奇心旺盛で他の領域にも関心を持ち他の人から良いところを引き出せる人 を求めますが、今はなくても最終的には夢中になる何かを見つけて未来を創る人になって欲しいと思います。
研究分野
エンタープライズ・アーキテクチャ(EA)、システムダイナミクス、ビジネスイノベーション、情報セキュリティ・アーキテクチャ、サービスデザイン思考、ソフトウェア工学、教育工学
専門及び
研究内容
「計測と制御」を一貫して進めるために関係者の合意形成に「モデル」の構築を行ってきました。デジタルビジネスは、関連する全体(システム)を考えて新しいビジネスを考えることです。そのシステムは「ある目的のために関連する要素を適切に結び付けた複合体のこと」ですから、エコシステムとしてのビジネスモデルを追及したいと思っています。
略歴
1978年3月 大阪大学 基礎工学部 制御工学科卒業
1980年3月 大阪大学大学院 基礎工学研究科(物理系制御工学分野)修士課程修了
1980年4月 石川島播磨重工業 航空宇宙事業本部宇宙開発事業部入社
 TT-500A実験ロケット及びスペースシャトル(FMPT)搭載制御電子機器、実験制御プログラムの開発に従事
1987年9月 オージー情報システム総研 研究開発部・教育事業部・南港研究所AIセンター入社
1992年4月 オージス総研に統合移行、以後CASE、ERP(SAP、Oracle、People)、DWHやBI、UMLツールのビジネスを推進
1998年1月 三和総研 経営戦略部企業システム室出向
1998年4月 大阪大学工学部「ソフトウェア工学」非常勤講師(2003年まで)
2001年4月 イー・エム・コンセプト・アジア(eマーケットプレイス・コンサル)出向
2001年10月 オージス総研帰社
 ソフトウェア工学センター、ビジネスプロセスモデリング部長、EA推進部長、ビジネスイノベーションセンター長、 エグゼクティブフェロー、コンサルティング統括を歴任

 この間ITコーディネータ協会インストラクタ「中小企業経営のケース研修」、県立広島大学大学院EA講師(2006年)、2008年6月 MIT Sloan Executive Education 「Business Dynamics」受講、ISO/TC68/SC2-7(金融情報国際標準)国内検討委員(2009年から2015年)、住宅金融支援機構「CIO補佐官業務」統括コンサル(2009年から2014年)、東京大学公共政策大学院EA演習講師(2014年)、情報サービス産業協会(JISA)白書部会長(2014年から)、東京大学大学院 情報理工研究科「情報法学・マネジメント論と侵入防止技術の超セキュア情報システム」研究会メンバー(2014年から)

2015年9月 北海道情報大学 経営情報学部 着任
学位
工学修士(大阪大学)
主な研究業績
著書:
・水越敏行監修;学校教育における情報化、第一法規、1990年、分担執筆
・明神ほか;Oracle Designer/2000によるデータコンピタンス、1996年
・共著;eラーニング白書2002/2003、7章「教育効果」担当
・加藤、明神ほか;かんたん!エンタープライズ・アーキテクチャ、翔泳社、2004年
・加藤、明神ほか;仕事の流れで理解する 実践!SOAモデリング 、翔泳社、2007年
・宗平、明神ほか;百年アーキテクチャ 接続可能な情報システムの条件、2010年
・JISA、情報サービス産業白書2015,2016年版、白書部会長として編集・査読、2014年~

論文:
・明神、笠井、辻;眼球運動機構の非干渉化制御方式、計測自動制御学会論文集、Vol.17, No.2, pp. 294-299 、1981年
・Masahiro Inui, Satoru Myojin,Katsuya Oba, “Simulation Based ICAI with
Multimedia”, in Proc. of ED-MEDIA’93, pp262-269 、1993年
・明神;内部統制とSOAの経営戦略における位置づけ、システム・ダイナミックス学会日本支部学会誌第6号 、2007年
・明神;SI事業におけるモデリングとシミュレーション(SDとUMLによるアナリシスとシンセシス)、システム・ダイナミックス学会日本支部学会誌第5号 、2006年
・明神;内部統制とSOAの経営戦略における位置づけ、システ・ダイナミックス No.6 2007年
・明神;モデルベースIT投資マネジメントによる百年アーキテクチャ構築 ~システム・ダイナミックスによるIT投資マネジメント構造分析~、システム・ダイナミックス No.9 2010年9月
・Satoru Myojin,Yoshiko Kirihigashi;Asia-Pacific System Dynamics Conference, Activation of areas along railroad tracks (establishment of a safe and secure life support network) 2014年2月

その他:
・井谷、明神ほか;ハイパーメディア知的CAIシステム「FILE」、第14回CAI学会研究発表大会論文集、1989年
・明神、井谷他;ハイパーメディアとPrologによる知的CAIシステム、情報処理学会 教育におけるコンピュータ利用の新しい方法シンポジウム、pp.19-28 、1989年12月
・下畑、宮崎、明神ほか;英会話用知的CAIのための教材記述形式、報処理学会第44回全国大会、1992年
・田川、山本、平山、明神;音声入力機能を備えた英会話用知的CAIシステム、情報処理学会第44回全国大会(1992年前期)、1992年3月
・企業ユーザの立場からのe-Learning 標準化の課題、教育システム情報学会第26 回全国大会パネル討論、2001年
・明神;UMLモデリングによる実践的エンタープライズ・アーキテクチャ~ビジネスの情報システム化を全体最適に導く経営管理手法~、公益財団法人九州先端科学技術研究所(ISIT)講演、2004年
・モデルベースIT投資マネジメントによる百年アーキテクチャ構築 ~システムダイナミックスによるIT投資マネジメント構造分析~システムダイナミックス学会日本支部  2010年
・政治社会学会創立記念研究大会 第4回政治社会学会パネル発表「電鉄沿線の活性化(安心・安全のライフサポートネットワークの構築)に向けて」 2010年
・「この国に必要な複合システム(System of Systems)の システム科学アプローチ」  ~事例を中心にしたシステム・ダイナミクスの解説~(社)日本経営工学会 関西支部 平成23年度第1回事例研究会講演  2011年
・銭谷、明神ほか、リスクマネジメントとしての情報セキュリティマネジメントの課題、日本セキュリティ・マネジメント学会第29 回全国大会、2015年6月
・銭谷、明神ほか、EAによるコミュニケーション支援と情報セキュリティマネジメントの強化、経営情報学会秋季全国研究発表大会2015年11月
所属学会及び
各種委員
システムダイナミックス学会日本支部(理事2005年から2010年)、情報サービス産業協会(JISA)白書委員会副委員長

どんな専門分野を教えていますか?

あらゆるところに使われるソフトウェア、その開発はどのように行うのか?どんな注意が必要なのか?具体的な事例を通して学んでもらいます。

大学の先生になる前は何をしていましたか?

中学ではアマチュア無線に夢中でしたが、サッカー部にも入り高校まで続けました。大学時代は制御工学と山岳部でした。山岳部での最大の思い出は厳冬期の剣岳北方稜線で地獄のような吹雪を体験しました。研究室は人工知能やロボットの研究で「鉄腕アトム」の時代でした。人間の眼球運動制御機構の研究以来、対象は変わったものの「計測と制御」を続けてます。IHI宇宙開発事業部では毛利さんがスペースシャトルで実験した材料実験制御電子機器の電子回路設計とテストプログラム開発、実験装置の温度制御アルゴリズムの開発を行いました。その時に毛利さんたちの宇宙飛行士選抜試験に応募して32人まで残ったんですよ。その後オージス総研に移り、最初に関わったのが「人工知能の教育システムへの応用」で、HyperCard+Prologによる教育エキスパートシステムでした。以後、ずっと新技術への挑戦でした。一貫してモデルによる見える化でデザインしていく「モデルベース制御」「モデルベース開発」「モデルベース経営」をやってきました。セントルイスのワシントン大学との「公文マシンプロジェクト」では文字認識、視覚言語、ペンコンピュータといったアランケイの「ダイナブック」を彷彿とさせる先進的な研究開発でした。IBMのリポジトリ(開発情報を格納する入れ物)をベースにしたCASE(コンピュータによるソフト開発)のプロジェクトも推進しました。ドイツのリポジトリ製品の販売も手掛けてスイス、ドイツ、イギリスのユーザー訪問をして、マルタ島で営業会議を行いました。モノづくりの青写真であるエンタープライズ・アーキテクチャ(EA)やシステムダイナミクス、サービスデザインもすべて「計測と制御」の世界だと思って取り組みました。最後に在職したビジネスイノベーションセンターでは、お客様の中に入り込んでITの前に感動し共感する新しい顧客経験を創りだす「サービスデザイン思考」にも取り組みアジャイル開発につないでいく方法論の整備にかかわっていました。

高校生へのメッセージ

少子高齢化といった課題先進国である日本は変化しなければ生き残れません。最近の課題は多くの関係者のかかわる複雑な問題になっています。そのような問題は関係者が見てわかるように見える化しないといけません。そのようなときに使うのがEAです。このEAの先進事例調査や専門家インタビューでロンドンやワシントンにも出かけていきました。山岳部で得た探検家精神で何事にも挑戦してきたのは、若い時に見たサウンドオブミュージックの「Climb Every Mountain」に勇気をもらったからかもしれません。宇宙飛行士の向井さんも夢に向かって一歩を踏み出す勇気を持つよう訴えています。皆さんも、色んな事に挑戦して大いに迷って夢を見出して、その夢に向かって一歩を踏み出してみましょう。大きな可能性のあるデジタル革命の新世界に向かって。

担当する授業

  • 情報システム学概論ⅠⅡ、ERPシステム、ソフトウェア工学、プロジェクトゼミナールⅠⅡ、ゼミナールⅠⅡⅢ 卒業論文

趣味

大学時代は山岳部で1年の半分は山でした。大学院時代にはヨーロッパアルプスに遠征してモンブランやモンテローザを登りました。その時に雪で断念したマッターホルンを2011年に登頂しました。今でもGWには北アルプスに出かけています。1昨年は白馬岳の主稜、昨年は遠見尾根から五竜岳に登りました。今冬は層雲峡「錦糸の滝」アイスクライミングにも挑戦しました。手稲、富良野、ニセコにもでかけてスキーも楽しんでいます。山岳会の理事として現役部員獲得支援担当です。体育館の壁にクライミングウォールをOBの寄付で設置してから部員が増加して危機を乗り越えました。お隣の大学は活発のようなので皆さんも美容と健康のためのクライミングやってみませんか?山だけでなく海、空のダイビングも好きでマラソンは体力維持のために走っています。最近は還暦仲間でバンドを結成してジャズドラムにも挑戦しております。

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