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教員一覧

齋藤 静司教授

Seiji SAITO

所属:
医療情報学部 医療情報学科
職名:
教授

研究室

334


担当する授業

ICT入門, プログラミング入門, プログラミング基礎演習, 生化学, バイオインフォマティクス, データサイエンス, 医療統計学


ゼミの概要

ゼミでは, 専門分野の教科書輪講や, 統計学及び機械学習の技術などをプログラミング演習を通じて学びます.
自ら調査, 研究した内容を短くまとめ発表する演習を行います.

2022/07/26更新

  • 経歴・業績
  • メッセージ
  • 研究分野

    生命情報科学, 化学情報学, ゲノム科学, 生物物理学, 遺伝統計学

    専門及び研究内容

    コンピュータを用いて, 遺伝子の変異がタンパク質の構造及び機能に及ぼす影響と病気との関連性を調べたり, 薬となる分子を設計したりしています.

    略歴

    平成5年3月 名古屋大学理学部物理学科卒業
    平成7年3月 名古屋大学大学院人間情報学研究科博士課程(前期課程)修了
    平成10年3月 名古屋大学大学院人間情報学研究科博士課程(後期課程)単位取得満期退学
    平成10年4月 株式会社富士通研究所
    平成12年8月 セレスターレキシコサイエンシズ株式会社
    平成17年1月 株式会社ジナリス
    平成18年4月 東京大学大学院農学生命科学研究科
    平成23年4月 北海道情報大学 経営情報学部 医療情報学科
    令和3年4月 明治薬科大学 客員教授

    学位

    博士(学術) 名古屋大学 (1998)

    主な研究業績

    論文:
    Evolution of the folding ability of proteins through functional selection Proc.Natl.Acad.Sci.USA (1997)
    Gradual development of protein-like global structures through functional selection Nature Struct.Biol. (1999)
    Quantum chemical study on the affinity maturation of 48G7 antibody J.Mol.Struc. (2005)
    Structural consequences of amino acid substitutions causing Tay-Sachs disease Mol.Genet.Metab. (2008)
    Prediction of the clinical phenotype of Fabry disease based on protein sequential and structural information J.Hum.Genet. (2010)
    HPLC Retention time prediction for metabolome analysis Bioinformation (2010)
    Structural bases of Wolman disease and cholesteryl ester storage disease. Mol.Genet.Metab. (2012)
    Human alpha-L-iduronidase uses its own N-glycan as a substrate-binding and catalytic module. Proc.Natl.Acad.Sci.USA (2013)
    Comparative study of structural changes caused by different substitutions at the same residue on α-galactosidase A. PLoS One (2013)
    Late-onset Krabbe disease is predominant in Japan and its mutant precursor protein undergoes more effective processing than the infantile-onset form. Gene (2014)
    Structural and clinical implications of amino acid substitutions in α-L-iduronidase: insight into the basis of mucopolysaccharidosis type I. Mol.Genet.Metab. (2014)
    Chaperone therapy for Krabbe disease: potential for late-onset GALC mutations. J.Hum.Genet. (2015)
    Late onset variants in Fabry disease: Results in high risk population screenings in Argentina. Mol.Genet.Metab. (2015)
    A heterozygous female with Fabry disease due to a novel alpha-galactosidase A mutation exhibits a unique synaptopodin distribution in vacuolated podocytes. Clin.Nephrol. (2015)
    Molecular diagnosis of 65 families with mucopolysaccharidosis type II (Hunter syndrome) characterized by 16 novel mutations in the IDS gene: Genetic, pathological, and structural studies on iduronate-2-sulfatase. Mol.Genet.Metab. (2016)
    Fabry disease in a Japanese population-molecular and biochemical characteristics. Mol. Genet.Metab.Rep (2018)
    Screening of Fabry disease in patients with chronic kideny disease in Japan. Nephrol Dial Transplant (2021)

    所属学会及び各種委員

    日本物理学会
    日本生物物理学会
    日本バイオインフォマティクス学会
    人工知能学会
    情報処理学会

    特許

    相互作用部位予測装置(特許 3802416)
    蛋白質構造予測装置(特許 4084040)
    結合部位予測装置(特許 3990963)
    抗体作成装置(特許 4250443)
    相互作用部位予測装置(特許 4054574)
    メラノーマ治療剤(WO2006/013889)
    抗体配列作成装置(特許 4334271)

    地域協力・産学連携

    タンパク質の構造モデリング, 化合物ドッキング計算など

    社会活動

    Open Discussion for Orphan Drug Discovery 運営スタッフ(2008-2010)
    Rare Disease Day (世界希少・難治性疾患の日)運営スタッフ(2010-2011)
    第6回生命医薬情報学連合大会(IIBMP2017) 運営委員

  • どんな専門分野を教えていますか?

    プログラミング, 生物化学など, 生物学, 医学及び情報に関わる専門科目をおしえています.

    大学の先生になる前は何をしていましたか?

    大学院を卒業したあと, IT企業の研究所で効率的な計算の方法についての研究をしていました.
    その後ベンチャー企業で、効率的な計算のほうほうを用いて, 病気に関係する遺伝子の予測, 新しい有用な分子の設計などを製薬会社とともにおこなっていました.

    高校生へのメッセージ

    大学時代は, 自分の可能性を自らの意志で広げる事ができる時間であると思います.
    自分が好きなこと, やりたいことを見つけてそれを思う存分やってみる時間や, それをどうこれからの人生で生かしていくかを考える時間というのは, 大学生活の中にしかないんじゃないかと思います.
    大学で, 与えられたものではなく, 自分の好きなことを自ら探し, 目一杯やってみてください.

    担当する授業

    ICT入門, プログラミング入門, プログラミング基礎演習, 生化学, バイオインフォマティクス, データサイエンス, 医療統計学

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