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医療情報学部 医療情報学科臨床工学専攻
新しい医療に欠かせない
臨床工学技士をめざす。
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医療情報専攻
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臨床工学専攻
学びのPOINT
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01目の前にいる患者さんの
命や健康を守るための学び臨床工学技士が向きあうのは医療機器だけではありません。人工透析や手術後のサポートなどで患者さんと関わることも多く、やりがいや手応えを直に感じられる職種です。 -
02医療経験者による実践的指導国立大学病院で後進の育成に携わった臨床工学技士、医療機器開発の第一線で活躍してきた研究者、大規模病院で診療を行ってきた医師など、医療経験者が実践的な指導を行います。
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03新時代の医療人を育てるICT教育医療でもAIやIoTの活用が進み、それらの知識・技術をもった人材が求められています。全国に先駆け本学が蓄積してきたICT教育のノウハウで、新時代の臨床工学技士を育てます。
&
TOPICS
取り組む「プロジェクト活動」など、
情報大ならではの学びで即戦力へ。
学びの環境
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人工透析業務エリア -
手術室エリア -
ICU集中治療室エリア -
心臓カテーテル室エリア
専門教育科目PICK UP
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医用工学概論
現代の医学・医療を支える様々なテクノロジー。医療を工学的アプローチにより理解するため、人間等の生体を工学的に解明する生体工学や医療現場で使用される医療計測機器や治療機器等の医療機器について、使用目的と動作原理を学びます。
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臨床医学I ・II・Ⅲ・Ⅳ
「感染症」「血液・造血器・栄養・代謝・アレルギー・内分泌・神経」「呼吸器・循環器・消化器」「産婦人科・小児科・運動器・膠原病」など、多岐に渡り各疾患の特徴・症状・所見・診断・治療法を学びます。医療系資格試験において必要な基礎知識となります。
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手術・集中治療学
外科系・内科系手術から、高度な医療・看護を行う集中治療室(ICU)、さらにICUに準ずる各診療科に特化した治療室やハイケアユニットなど、臨床工学技士は極めて重要な役割を担っています。手術・集中治療を必要とする疾患から機器の操作法まで理解を深めます。
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臨床工学基礎実験
臨床工学技士として業務に必要な、物理・化学・生物の基礎的な実験手法、電気電子工学を実験を通して学んでいきます。実験準備から、実験・まとめ・報告作成の一連の流れは、臨床工学技士として必要な検証する力を養うとともに、国家試験に向けての準備となります。
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医用機器システム管理学
医療機器の保守管理は臨床工学技士の重要な業務のひとつです。この講義では、医療機器や病院設備の安全、各種使用エネルギーと生体反応、機器の電気的安全、電磁環境、医療ガス、システム安全などについて、実際の臨床工学技士の業務と関連づけて学びます。
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生体 機能代行装置学実習I ・II・Ⅲ・Ⅳ
各種医学シミュレータや実機を活用し、医療現場に近い環境で医療機器の操作を通して、機器の原理や構造、操作方法、トラブルシューティング、保守管理を学ぶだけでなく、チーム医療の中での臨床工学業務の役割や的確な状況判断スキルを身につけます。
関連Youtube
専攻とコース
着実に国家試験合格を
めざすカリキュラム
本専攻・コースが用意しているのは、国家資格者「臨床工学技士」の育成に特化したカリキュラムです。4年修了時に受験する国家試験に向けて、着実に実力を養うことができるように構成されています。物理、数学、生物といった基礎科目からスタートし、臨床医学や医療機器に関する科目、情報系の科目へと進み、病院での臨床実習を行うことで臨床工学技士としての心構えと実践的経験を養います。
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臨床工学専攻
臨床工学技士コース■国家試験までの道のりを綿密にサポート「臨床工学技士」の国家試験合格をめざし、医学と工学、情報を組み合わせた学びを基礎から応用まで展開するコースです。専門領域の科目には医用機器学、生体機能代行装置学、医療安全管理学、臨床実習などがあり、手術、補助循環、血液浄化(血液透析など)、心臓カテーテル、ペースメーカ、人工呼吸器、シリングポンプなどの機器点検や操作について学びます。高度なICTを活用する医療機器が増えるなか、医師や看護師だけではそれらの機能を十分に発揮しきれなくなっており、臨床工学技士の活躍が期待されています。
4年間の学びの流れ

カリキュラム
基礎教育科目 | |
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教養基礎 | ● 日本語表現Ⅰ・Ⅱ ● 基礎数学 ● 基礎英語A・B ● 英語表現ⅠA・ⅠB ● ビギナーズセミナーⅠ・Ⅱ |
人間教育科目 | |
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外国語 | ● 実用英語A・B ● 英語表現ⅡA・ⅡB ● 職業英語A・B ● 中国語ⅠA・ⅠB・ⅡA・ⅡB ● ドイツ語ⅠA・ⅠB・ⅡA・ⅡB |
情報とクリティカルシンキング | ● 情報の世界 ● 情報倫理 ● ヘルスリテラシー入門 |
人間 | ● 心理学 ● 文学 ● 歴史学 ● 哲学 |
社会 | ● 経済学Ⅰ・Ⅱ ● 法学 ● 社会学 ● 憲法 ● 国際関係論 |
自然 | ● 線形代数Ⅰ・Ⅱ ● 関数の基礎 ● 微分積分Ⅰ・Ⅱ ● 確率・統計Ⅰ・Ⅱ ● 物理学 ● 生物学 ● 化学 |
総合 | ● 健康とスポーツⅠ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ● 海外語学・文化研修(中国大連編) ● 海外事情(米国編)・(中国編) ● 国際コラボレーションA・B ● キャリアデザインⅠ・Ⅱ・Ⅲ |
専門教育科目 | |
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医学・医療科目 | ● 医学概論 ● 臨床医学総論 ● 解剖学 ● 生理学 ● 病理学 ● 医療制度論 ● 医療倫理概説 ● 生化学 ● 看護学概論 ● 福祉総論 ● 臨床検査概論 ● 薬理学 ● 医用工学概論 ● 臨床医学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ ● 循環器学 ● 呼吸器学 ● 麻酔学 ● 手術・集中治療学 ● 泌尿器学 ● 免疫学 ● 臨床工学関係法規 ● 公衆衛生学 ● 医療安全管理学 ● 栄養学 ● 食品化学 |
医療情報システム科目 | ● 医療情報学概論 ● 医療統計学 ● 医療経営概論 ● 放射線医科学概論 ● 病院情報システム概説Ⅰ・Ⅱ ● 医療経営戦略論 ● 医療マーケティング論 ● 医療経営演習 |
情報科目 | ● ICT入門 ● コンピュータシステムⅠ・Ⅱ ● プログラミング入門 ● プログラミング基礎演習Ⅰ・Ⅱ ● Web技術基礎 ● システム開発基礎Ⅰ ● ネットワークとセキュリティⅠ・Ⅱ ● 情報社会論 ● 画像処理 ● IoT技術総論 ● メディアデザイン特別講義 ● データサイエンス ● 医療情報特別講義 |
医用工学科目 | ● 応用数学Ⅰ・Ⅱ ● 電子工学Ⅰ・Ⅱ ● 電気工学Ⅰ・Ⅱ ● 臨床工学基礎実験 ● 機械工学 ● 物性工学 ● 材料工学 ● 計測工学 ● 医用治療機器学 ● 医用治療機器学演習 ● 生体計測装置学 ● 生体計測装置学演習 ● 医用機器システム管理学 ● 医用機器学実習 ● 生体機能代行装置学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ ● 生体機能代行装置学実習Ⅰ・Ⅱ |
演習科目 | ● 臨床実習 ● ゼミナール ● 卒業論文 |
学部横断科目 | ● プロジェクトトライアル ● BIとビッグデータⅠ・Ⅱ |
- 関連資格
- ■臨床工学技士(厚生労働大臣免許) ■第1種ME技術者 ■第2種ME技術者 ■医療情報技師 ■MDIC(医療機器情報コミュニケータ)
めざすことができる将来像
- 診療情報管理士
- 健康情報管理スタッフ
- 医療技術開発研究スタッフ
- 医療秘書
- 食品安全管理スタッフ
- 医療機器メーカースタッフ
- 医療事務スタッフ
- 臨床工学技士
- メディカル・エンジニア
- 医療情報担当者
- 医療情報技師
- 医薬情報管理担当者
- データサイエンティスト
- 病院経営
- 病院システムエンジニア
- 研究機関スタッフ
- 医療経営コンサルタント
- 医療系企業システムエンジニア
- 医薬品関連会社スタッフ
- ドクターズクラーク
- 情報関連会社スタッフ
アドミッションポリシー
卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)で定めている育成すべき人材像を実現するため及び教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)に定める教育を受けるために、高等学校等での学びや諸活動、資格・検定試験等で得た基礎学力、基礎知識、語学力、読解力、論理的思考力及び主体的に学ぶ意欲等を身に付け、本学の先端経営学科の経営とシステムの専門領域に興味・関心を持った学生を求めています。
また、本学入学後の学びや諸活動を通して、次のような能力を身に付けられる学生を求めています。
- 学ぶ意義を理解できる人
- 専門的医学知識、高度かつ多様化する医療機器に対応できる基礎的知識を修得し、指導的立場となる臨床工学技術を駆使できる人
- 専門的医学知識、高度かつ多様化する医療機器に対応できる基礎的知識を修得し、指導的立場となる臨床工学技術を駆使できる人
- 人間についての幅広い専門知識を用いて、対象者が持つ背景や価値観の多様性を理解し、医療人としての自覚を持ち、チームの一員として行動ができる人
- 異文化を理解し、国際感覚に優れた人
- 市民としての倫理観と自覚をもち、社会に貢献できる人
- 円滑なコミュニケーションをとることができ、他職種との連携・協働を行うことができる人
- 幅広い医療や健康分野に直面する問題を見出し、解決するために実践的知識および医療や健康情報資源を活用し、主体的に問題を解決することができる人
- 医療人として人命の尊厳と人格を尊重し、自己洞察ができる人
- 物事を幅広い視野からとらえ、論理的思考を備えることができる人
- 医療情報社会において必要とされる豊かな自己表現力を備えることができる人