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2025.09.11
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北海道情報大学、タイの大学と相互交流15周年/共同ワークショップを実施中、9月17日(水)に成果発表

 北海道情報大学(北海道江別市、渡部重十学長)は、タイ王国のラジャマンガラ工科大学タンヤブリ校(Rajamangala University of Technology Thanyaburi、以下 RMUTT)と共同で、相互交流15周年を迎える国際ワークショップを実施しています。今年度のテーマは「高齢者にとってのデジタル・ウェルネス」。成果は9月17日(水)の最終成果発表会で披露されます。渡部学長、RMUTTのソンマイ・ピヴサー・アート(Sommai Pivsa-Art)学長も出席します。

■ 15年で441名が参加、発展を続ける交流プログラム

 本プログラム「国際コラボレーション」は、国際交流とグローバル人材育成の中核を担う科目です。オンラインで始まった国際コンテストを起点に、当初は本学から学生をタイへ派遣する一方向の交流としてスタートしましたが、2011年からは相互交流が本格化。交流分野もWEBデザインから映像制作、コンピュータープログラミング、ビジネスへと拡大しました。現在では互いの学生がキャンパスを訪問し合う双方向の短期交換留学へと発展し、今年度からは両国に共通する社会課題をテーマに設定。国際的な視点からの問題解決に取り組む内容へと進化しています。互いに母国語ではない英語でコミュニケーションを図っています。これまでに両校あわせて441名の学生が参加しています。

■ 国境を越えた社会課題に挑む学生たち

 今年のテーマ「高齢者にとってのデジタル・ウェルネス」は、日本とタイが共通して直面する高齢化という社会課題に焦点を当てています。両大学混成の6グループに分かれて取り組んでいます。

 8月下旬には北海道情報大生10名がタイを訪問し、現地で高齢者の生活やデジタル技術の活用状況についてインタビューなどの実地調査を行いました。現在はタイの学生10名が来日しており、本学の学生と共に国内でのフィールドワークを実施中です。両国の学生は英語で意見を交わし、専門分野の知識を活かしながら、高齢者が豊かに暮らすためのサービスや仕組みを共同で考案しています。

■ 成果発表と大学間連携の深化

 集大成となる成果発表会は9月17日(水)9:00~10:30、本学講堂にて英語で実施されます。渡部学長、ソンマイ学長らが見守り、15年にわたる相互交流の歩みを振り返りながら、さらなる連携発展に向けた会談を行います。

 また、学生たちの成果物は、10月11日(土)、12日(日)の大学祭「蒼天祭」でも展示予定です。

【国際コラボレーション 最終成果発表会 概要】

 2025年9月17日(水) 9:00~10:30

 北海道情報大学 講堂

 内容:学生による成果発表

  ①WEBデザイン分野②映像制作分野③コンピュータープログラミング分野④ビジネス分野

 使用言語:英語

【本件に関するお問い合わせ先】

 北海道情報大学 国際交流・留学生支援課

 〒069-8585 江別市西野幌59-2

 電話:011・385・4488

 メール:hiu_kokusai@do-johodai.ac.jp

ワークショップの中間報告をする北海道情報大学とRMUTTの学生たち=9月9日、北海道情報大学

英語で取り組みを説明する学生/会場からの質問に笑顔を見せるチーム/大学内の学生食堂で開かれた歓迎会

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