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国際コラボレーション参加学生が学会で発表

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2025.12.16: ＃トピックス

国際コラボレーション参加学生が学会で発表

　北海道情報大学と海外協定校のタイ・ラジャマンガラ工科大学タンヤブリ校(RMUTT)が連携して実施しているワークショップ「国際コラボレーション」に参加した柏崎琴音さん(先端経営学科3年)が、体験をもとに日本の学会で発表、国際共修で得た学びや、これからのグローバル人材のあるべき姿について考察、提言しました。

　相互交流15周年の今年の国際コラボレーションは8～9月で、両大学の10人ずつが相互訪問し、4部門(ウェブデザイン、ショートフィルム、プログラミング、ビジネス)に分かれ、混成の計6グループごとに「高齢者にとってのデジタル・ウェルネス」を共通テーマに課題解決策に取り組みました。会話はともに母国ではない英語で行い、各グループが提言をまとめました。柏崎さんはビジネス部門で参加しました。

　発表の舞台は「グローバル人材育成教育学会第13回全国大会」で、12月13日、14日に東京の戸板女子短期大学で開催されました。

　柏崎さんは約50名の研究者や教育関係者を前に「国際コラボレーションから得た学び－言語の壁を超えたコミュニケーションの大切さ－」と題して話しました。完璧な英語でなくても相手に伝わることが分かり自分の言葉で意見を伝えるよう心掛けたこと、チームでの話し合いを通じて企画のブラッシュアップ、アイデアが広がることを実感し、グループワークの良さを知ったことを生き生きと語りました。また、体験で学んだことを今後のゼミ活動や卒業論文に生かしたいと強調、将来は英語の学習に力を入れ、広い視野で物事を見られる人材になりたいと自信に満ちた表情で話し、会場から大きな拍手が送られました。本学の国際教育の成果を示す、意義深い発表となりました。

学会で国際コラボレーションの経験をもとに説明する柏崎さん