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- 2025.12.25
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ヒーローズ・リーグ2025で本学学生の3作品が受賞

ヒーローズ・リーグ2025にて、本学学生の3つの作品が受賞しました。ヒーローズ・リーグは、テクノロジーと創造性を活かした作品が集まる日本最大級のオンラインものづくりコンテストで、学生・社会人を問わず大勢のクリエイターが参加しています。2025年は311作品が集まりました。
受賞した3作品と賞の詳細は、以下のとおりです。
リラックすだれ
鈴木 愛翔、坂本 夕真(情報メディア学科3年 辻研究室所属)
あらびきヒーロー賞 受賞
ものづくり歴3年以内の作品に贈られる、ヒーローズ・リーグで最も栄誉ある賞の一つ
選定理由:荒らしく見えて、実は試行錯誤の結果である簾。和のテイストの部屋とのマッチング度合が高く、光っていても違和感が仕事をしていません。光ってリラックスさせてくれるだけでなく、IoT要素、ゲーム要素などこれでもかと詰め込まれた機能も圧巻。あらきびの中に見える未来を多くの人が感じ取りました。今後もものづくりを続けてほしいと願うヒーローズリーグ2025の個人スポンサー達と、多くの参加者の支持により「あらびきヒーロー」を受賞。
全自動わたあめ機
長沼 郁弥、福士 翼、宮本 瑛司(情報メディア学科3年 辻研究室所属)
特別賞 受賞
ヒーローズ・リーグ運営により贈られる賞
選定理由:試行錯誤を繰り返したどり着いた、この見事なフォルムの綿あめにヒーローズリーグ運営はやられてしまいました。いまだかつてここまで綺麗な綿あめを、私は見たことがありません。チャレンジ度・ギーク度・ワクワク度のヒーローズリーグの審査基準をしっかりおさえ、OpenCVの活用事例としても紹介できそうなナイスチャレンジな作品であることを評価し特別賞とさせていただきます!
MobiEPS : 人の移動を通信媒介とした電子ペーパーサイネージ
秋葉 貴文(大学院経営情報学研究科 修士2年 湯村研究室所属)
WUG賞 受賞
特定非営利活動法人日本ウェアラブルデバイスユーザー会より贈られるコミュニティサポーター賞
選定理由:人がデータを運ぶ発想が面白い。使いどころが難しそうだが、通信インフラが不安定な場所や、極度の省電力が求められる環境下での情報伝達という、社会課題と向き合う意義は感じる。ただ、社会課題と技術をかなり素直に組み合わせた感もあるので、もっとぶっ飛んだ使い方が無いかも考えて、その先の可能性もみてみたい。
また、2025年12月6日に開催された決勝審査会には、MobiEPSと、情報メディア学科3年 辻研究室所属の坂本 啓太さん、磯浪 倖哉さんの レーザー箏 の2作品が進出しました。
受賞したチームのメンバーに、インタビューを行いました。
リラックすだれ

ーー ヒーローズリーグではどのような作品を作りましたか?
僕らは、LEDテープを用いたすだれ型ディスプレイ「リラックすだれ」を制作しました。もともとはAtmoph Windowという、窓のようなディスプレイに着想を得ています。最初はカーテンを使って、そこから日光が差し込んでいるような作品を作ろうとしていました。ただ、制作を進める中で、「カーテンだとLEDテープの粒がかなり見えてしまう」「LEDテープを貼るための土台をどうするか」といった問題が出てきました。どうしようかと考えながら100円ショップで材料を探していたところ、すだれを見つけました。すだれにLEDを貼って反射させて光らせたら面白いのではないかと思ったのがきっかけで、すだれ型ディスプレイを作ることになりました。

ーー 受賞したときの気持ちを教えてください
鈴木 びっくりした気持ちが半分ありますが、自信のある作品だったので、納得感もあります。
坂本 ヒーローズリーグの決勝進出作品には選ばれていなかったので、正直、「ああ、ちょっとダメだったかな」と感じていました。なので、まさか選ばれるとは思っておらず、素直に嬉しいという気持ちが大きいです。
ーー 今後、どうしていきたいと考えていますか?
今回の制作を通して、ものづくりの楽しさを改めて感じました。来年以降もProtoPediaに投稿してヒーローズリーグに参加して、どんどん新しい作品を作っていけたらいいなと思っています。3年後のヒーローを目指して頑張ります。

全自動わたあめ機

ーー ヒーローズリーグではどのような作品を作りましたか?
私たちは、全自動でわたあめを作る「全自動わたあめ機」を制作しました。 自作のロボットアームを設置し、わたあめを回転させる機構を組み込んでいます。主にサーボモーターを使って回転させ、そこにわたあめを巻き取っていきます。 さらに画像処理を用いて角度を調整しながら持ち上げ、最終的にわたあめが完成する、という仕組みです。最初は、「わたあめを巻き取る機械を作ったら面白いのではないか」という発想から始まりました。調べていく中で、わたあめの自動販売機の動画を見つけ、それを参考に制作を進めていきました。

ーー 受賞したときの気持ちを教えてください
長沼 受賞したときは、正直とても驚きました。 全力で制作に取り組んではいましたが、他の作品を見るとレベルの高いものがたくさんあり、まさか自分たちが受賞するとは思っていませんでした。表彰式を見ていたら特別賞が授与されて、本当にびっくりしました。
福士 めちゃくちゃびっくりしました。たまたまProtoPedia(※)を見ていたら特別賞と書いてあって、「マジか」と思いました。とても嬉しかったです。
※ ProtoPedia:ヒーローズ・リーグの応募に用いる作品情報掲載ページ
宮本 特別賞を取れたことは、素直に嬉しかったです。同じ研究室の他のチームは決勝に進んだり、ヒーロー賞を取ったりしていて、正直、自分たちのチームは厳しいかなと思っていました。その中で特別賞に選ばれたのは嬉しかったですし、 もう少しクオリティの高いものを作れていれば、さらに多くの受賞を狙えたのではないか、という気持ちもありました。
ーー 今後、どうしていきたいと考えていますか?
今回制作した全自動わたあめ機では、ザラメをわたあめ機に投入する機構がまだ完成していません。今後は、その部分の研究と開発を進めていきたいと考えています。また、電源部分も含めて自動化できれば、本当の意味での「全自動わたあめ機」になると思っています。それを目標に、これからも開発を頑張っていきたいです。

MobiEPS:人の移動を通信媒介とした電子ペーパーサイネージ

ーー ヒーローズリーグではどのような作品を作りましたか
人の移動を通信媒介とした電子ペーパーサイネージMobiEPSをつくりました。MobiEPSは、電子ペーパーサイネージのコンテンツを、人の移動を使って運ぶことで、通信インフラを使わずに情報を伝播させるシステムです。電子ペーパーは、画面を書き換えるとき以外は電力を消費しないという特性を持っています。その特性を活かして、人が近づいたときだけ電子ペーパーサイネージが通信できるようにする機能も実装しました。MobiEPSは大学院の修士研究として制作しています。

ーー 受賞したときの気持ちを教えてください
秋葉 日本ウェアラブルデバイスユーザー会からWUG賞をいただきました。自分の作品も、人が持ち歩く端末を使ってコンテンツを伝播させるという点に特徴があり、その部分を評価していただけたのがとても嬉しかったです。また、オンラインリーグ決勝や、CIVICTECH賞とIoAT賞の選定会議の中で、自分の作品についてコメントをいただけたことも、今後頑張っていくための大きな励みになりました。
ーー 今後、どうしていきたいと考えていますか?
この作品はまだ開発途中です。現在は、圧電素子を複数回叩かないと起動しなかったり、コンテンツもテキストのみの対応になっています。今後は、1回の接触で確実に起動するようにすることと、画像コンテンツにも対応させることを実現して、実際に使える形へと完成度を高めていきたいと考えています。

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