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2026.10.15
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斎藤さんが日本未病学会北海道支部会で受賞

 第14回日本未病学会北海道支部会が9月26日、札幌市内で開かれ、北海道情報大学医療情報学科の本間直幸教授のゼミ生たちが参加、斎藤鈴華さん(医療情報学科4年)が「北海道未病フロンティア賞」を受賞しました。斎藤さんは、認知機能の維持に関連する食品・栄養素は性別で異なる可能性があり、性差と食事全体を考慮した検討が重要と発表しました。

 受賞した発表は「認知機能と食品・栄養素摂取量との関連-コホートデータを用いた縦断的数理モデル解析」。認知機能と正の関連は、栄養素別で女性がイソフラボン、男性がγ-トコフェロール、負の関連は女性がδトコフェロール、男性は亜鉛やナイアシンでした。食品分類別で正の関連を示したのは、女性が豆類、男性は魚介類でした。

 これらの結果から、女性は大豆製品由来のイソフラボンが関与した可能性があると指摘。イソフラボンはエストロゲン様作用を有しており、閉経後女性の認知機能維持への関与が考えられると考察しました。男性の場合は食品分類別分析からは栄養素分析に対応する結果が得られなかったことを報告、栄養素や食品分類とは別の基準によって食の改善を図る必要性も示唆されるとしました。

 斎藤さんは認知機能に関心があり、食事や食生活がどんな関りがあるか、データを解析しました。データは、本学や江別市などが進めている江別市の中高年男女約1200名を対象にした、認知症の研究を10年間続ける「江別いきいき未来スタディ」の2023年度~2025年度の3年分を活用しました。

 北海道支部会に本間ゼミからは3つの発表をしました。支部会として今回から2つの賞が創設され、フロンティア賞は未病との関連性や社会への貢献の期待度などから、斎藤さんの発表が選ばれました。

 斎藤さんは発表テーマについて、「後に続く人たちにさらに研究を進めてほしい」と話しています。本間教授は、発病はしていないが健康な状態からは離れつつある未病の見地からも、認知症の予防や重症化させないための対策の一つとして、栄養素や食事との関わりの研究継続が重要と強調しています。

「北海道未病フロンティア賞」を受賞した斎藤さんと本間教授/北海道支部会で発表内容を学会参加者に説明する斎藤さん(左)

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