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- 2026.10.20
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「受験は結局、体力勝負。」吉永誠悟さん(情報メディア学科・3年)が「SMFコトバワークショップ2026」個人部門で1位に
学生限定のキャッチコピー講座「SMFコトバワークショップ2026」(2026年10月3日、Sapporo Business HUB)で、本学情報メディア学科3年の吉永 誠悟(よしなが せいご)さん(安田 光孝研究室)が、個人部門で1位に選ばれました。
このワークショップは、札幌メディア・アート・フォーラム(SMF)が主催し、学生がプロのコピーライターから「伝わる言葉」の作り方を学ぶもので、安田研究室の学生が個人部門で1位になるのは、歴代2人目となる快挙です。
普段はWebエンジニアを目指して学んでいる吉永さんに、初めて向き合ったキャッチコピーづくりと、受賞の感想をお聞きしました。
実在の企業の「思い」を、1行のコピーに
ワークショップでは、講師のレクチャーと練習問題のあと、本番の課題に取り組みました。課題は、「マルチスポーツ教育」(12歳までの子どもが1つのスポーツに絞らず複数の運動を経験し、体と心の発育を促す教育方法)に取り組む実在の会社のキャッチコピーづくりです。
参加者は、学生3人のチームに分かれて同社の社長にヒアリングし、約2時間で一人2本のコピーを作りました。その後、チーム対抗でコピーを発表し合う対戦形式のプレゼンテーションを行い、チームの順位とは別に、講師陣が個人のコピーにも順位を付けました。
個人1位に選ばれた吉永さんのコピーは、「受験は結局、体力勝負。」です。クラブに通う子どもの親には教育に熱心な人が多いという話から、中学受験に着目しました。受験には長時間勉強できる体力が大切だという観点で、マルチスポーツ教育と受験を結びつけました。講師の中からは、マルチスポーツ教育と受験を結び付ける点が秀逸で「10点中10点」と評価してくださる方もいました。
「難しい言葉を使わなくても、いいコピーは作れる」
――参加したきっかけを教えてください
去年参加した先輩に勧められたのと、安田先生からも「このワークショップは絶対に参加した方がいい」と言われたのがきっかけです。普段はWebエンジニアの分野を勉強していて、キャッチコピーに興味があったわけではありません。でも、エンジニアを目指していても参加した方がいいと先生がおっしゃっていたので、参加してみることにしました。
――コピーはどのように考えたのですか
まず、子どもの目線と親の目線からキーワードをたくさん出しました。そこから、自分が考えやすかった親に向けたコピーに絞りました。
レクチャーでは、「いい言葉を選ぼうと考えすぎず、素直に浮かんだ言葉を並べる」ことを教わりました。「そうだ 京都、行こう。」のように、読んだ人がその体験を想像できる言葉がいいという話です。また、「理解できて、しかも新しい発見があるものがいいコピーだ」という考え方も、すごく参考になりました。
じつは、予選ではもう一つのコピーを出して決勝に進めず、このコピーは順位決定戦で発表しました。審査員などからは「なんで先にこっちを出さなかったの」と言われました(笑)
――1位を取った感想を教えてください
正直、意外でした。文章を書くのは嫌いではありませんが、得意だとは思っていなかったので。文章を書くこととキャッチコピーを作ることは、違うのかもしれないと思いました。
プロのコピーライターの方は、どんどんアイデアが出てきて、発想の幅がまったく違いました。これがプロなんだと感動しました。そういう方たちに認めてもらえたのは嬉しいです。

コピーづくりとWeb制作は、考え方が似ている
――参加して気づいたことはありますか
キャッチコピーを考える過程は、Webサイトを作る前の企画や、コーディングの前の要件定義によく似ています。ヒアリングでキーワードを拾い、どんなニーズがあるか、ターゲットを誰にするかを考えて、形に落とし込む。分野は違っても近い領域だと気づきました。
キャッチコピーは難しそうだというイメージがありました。でも、こった言葉でなくても知っている言葉を組み合わせて、見た人に新しい気づきを与えられます。発想次第で、誰でもいいコピーを作れると感じました。
――印象に残ったことはありますか
各チームにプロの講師がつきます。第一線で働く方に直接教えてもらえたのは貴重な経験です。
過去の参加者の社会人も10人ほどアシスタントとして来ていました。安田ゼミの卒業生もいて、アイデアに詰まったときに相談できたのもよかったです。
――後輩にも勧めたいですか
絶対に参加した方がいいです。キャッチコピーを考えるのはすごく頭を使いますが、どんな分野を学んでいる人にも、いい経験になるはずです。

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